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聖マルグリット・ブルージョワ修道女            記念日 1月 12日


 1620年フランスのトロワに生を受け、33歳の秋、当時フランス領植民地であったカナダ大陸に渡る。荒涼とした未開の地ヴィル・マリー(現在のモントリオール)の土を踏んだマルグリットは、戦火と困苦欠乏に耐えつつ、フランス人と現地人の子供のために学校を設け、若い女性を結婚に備えさせ、家庭を築くためのあらゆる養成に心を砕いた。
 生命をかけて大河を渡り、山々を越えて福音を宣べ伝え、信仰に根ざす新しい社会の建設に力を注ぐ。ご訪問のマリアを敬い、その旅するご生活にならうため、禁域をもたない教育修女会コングレガシオン・ド・ノートルダムを創立。1700年1月12日帰天。
 1983年10月31日、教皇ヨハネ・パウロ2世は列聖式にあたり、聖女を”家庭の守護者”と讃えられた。